
1954(昭和29)年に呉服店として創業。67年、現在の国道3号沿いに移転した。2階建てで床面積は約990平方メートル。芸能人を招いて着物の販売会を開くこともあったという。
温泉街の客足が減り、過疎高齢化が進むとともに売り上げは減ったが、注文品の取り寄せなど地域密着のサービスを展開。出産用品から会葬御礼まで、注文に応じ、住民の生活を支えていた。今回のコロナ禍ではマスクや消毒液も仕入れた。
店は住民の集う場にもなっていた。閉店は2月に決断。店のフェイスブックや口コミで知った常連客が毎日のように訪れ、別れを惜しんだ。
午後5時半、宮内光次会長(82)、宮内光一社長(52)らが「地域に支えられて成長させてもらった。ありがとうございました」とあいさつ。常連客らが見守る中、シャッターを下ろした。同市日吉町日置の諏訪免順子さん(82)は「踊りで使う着物や冠婚葬祭の返礼品など、何でも取り寄せてくれ、お世話になった」と目を潤ませた。
建物は今後解体され、さら地になる。みんなで最後を見守ろうと呼び掛けた近くの芝龍郎さん(81)は「湯之元で愛されたデパートがなくなるのは寂しいが、感謝でいっぱい」と話した。
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June 10, 2020 at 11:00AM
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