岡山：学校や知事にＶ報告：地域ニュース - 読売新聞オンライン

　第１０１回全国高校サッカー選手権大会（読売新聞社など後援）で優勝を決めた岡山学芸館（岡山市東区）の選手が１１日、始業式で勝利を報告した。午後には県庁を訪問、伊原木知事から記念品を受け取った。

　同校では６日に始業式を予定していたが、生徒の多くが７日の準決勝に向け、東京の国立競技場に応援に行ったため延期した。

　１１日朝は体育館に生徒ら約１１００人が集結。優勝旗などを手にした選手が中央の花道に姿を現すと、拍手で出迎えた。

　壇上で井上斗嵩主将は「後輩たちにも将来、同じ舞台で活躍してほしい」とあいさつ。生徒会長を務める２年の坂本優衣さん（１７）は「岡山や学芸館の生徒が誇れるものがまた一つ増えた。興奮と感動をありがとうございました」と祝辞を述べた。

　県庁には選手や関係者ら約２０人が訪れた。応対した伊原木知事は記念のサッカーボールを贈り、「結果だけでなく、過程や内容もすごかった。岡山のサッカーがこれから大きく変わると思う。県民を代表して感謝します」と祝福した。

　報告会の後、取材に応じたＦＷ今井拓人選手は「諦めない心を持って、努力を続ければ、結果はついてくる」と語った。

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　岡山市役所には１１日、「祝　優勝」などと書かれた懸垂幕（幅８６センチ、長さ７メートル）が登場した。今月末まで掲げられる。

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