G7 財務相・中央銀行総裁会議 閉幕 このあと共同声明へ - nhk.or.jp

13日は午前中、日銀の植田総裁など各国の中央銀行のトップによる会議やG7の財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、「保健」や「経済安全保障」などをテーマに意見が交わされました。

11日からの一連の会議では、世界経済が金融の引き締めや銀行経営への懸念などさまざまな課題に直面する中で、機動的に政策対応をとることの重要性を確認しました。

また、アメリカで相次いだ銀行破綻を教訓に、SNSを介して情報が拡散し、預金が急速に流出するといったデジタル時代のリスクを踏まえた議論も行われました。

会議では、今の金融システムは強じんだとの認識で一致した上でその強化に向けた対応が急務だと確認しました。

今回は、インドや韓国などG7以外の国が加わった拡大会合も開かれ、サプライチェーン＝供給網を強じんにするため、年内に途上国や新興国を含めた新たな枠組みを立ち上げることで調整が行われました。

会議はさきほど閉幕し、このあと鈴木財務大臣と植田総裁が議長国として記者会見を行い、こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表する予定です。

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