2023年10月25日10時24分
日本大学アメリカンフットボール部員の薬物事件に絡み、沢田康広副学長が25日までに時事通信のインタビューに応じた。林真理子理事長が24日の臨時理事会で、沢田氏の解任協議を理事らに求めたことに対し、「ずっと辞任を求められていた。やはりそういうことで解決しようとするのかと悲しい気持ちだった」と話した。
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林氏ら日大執行部は、7月6日に寮で植物細片などが見つかった後、警視庁に連絡するまでの「空白の12日間」を問題視している。沢田氏は「発見翌日に学長へ報告し、『理事長とも共有する』と言われた。13日に直接報告した際、理事長は初めて聞くような感じではなく、学長から聞いていると認識した」と経緯を語った。
連絡が遅れた理由は、警視庁から「調査で犯罪行為が見つかれば自首させてほしい」「できれば強制捜査したくない」と伝えられたと説明。「当時の判断は間違っていなかった。教育者として学生を突き出すのではなく、犯罪行為を認めた上で反省させなければならないと思った」と述べた。
批判を浴びた8月の記者会見を振り返り、「私の態度が高圧的で不遜だった。記者の後ろに学生、教職員などがいることを忘れていた。学生にも非難の声が浴びせられているかもしれず、申し訳ない」と謝罪した。
9月に林氏から対面で求められた辞任を拒否した理由は、「辞めることで、主張する者を単に排除するような組織になってしまうのではないかと心配した」と説明。その上で、林氏の「私たちは補助金も欲しいし、たたかれたくない」などとした発言を、「辞任に相当するような説明ではなく、世間体ばかり気にする発言。事実や真実を無視して大学を動かすことは到底あってはならない」と批判した。
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